たて続けに、経営者仲間と、会談をした。
で、どちらでも、社員の労働時間についての話題になった。
完全だろうと変形だろうと週休2日を守ること、1日の労働時間または、週の労働時間上限を厳守するという労働省があげる条件で、議論紛糾(笑)した。
あるアジアの経営者は「え?日本の労働基準って、そんなに厳しいの?週6働かせたら、ダメなの?!」と驚いている。
ある日本の経営者は、だから多くを「業務委託」にしている、と。相手もそれを望んでいる場合が多い、と。
初めてつくった法人が、社会課題解決のための一般社団法人なので、あらゆる点で、理想的かつ◯◯遵守でいる。労働局が望む模範的な法人だ。
だが今回は、零細の株式会社だ。起業したばかり。それなのに既に、若い社員予定者から、雇用条件で押し込まれて、社長なのにヘタレになっている。(笑)
で、結局、業務委託の形で、何も引かれない報酬を、あちらは望んだ。しかも出来るだけリモート。
一人の経営者は「うちは、正社員は一人だけ、後は全部、業務委託!みんな、けっこう、それを望んでいる。雇用する側の人件費は、結局、同じ」という。
そして。
「私達に休みはない。夜も昼も仕事。私生活もない。だが、雇用される側はいろいろ。選ばせた方がよい」
なるほど。これまで「正社員」を希望する人の多い業界でいたので、首都圏の常識を知らなかったのか。