服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

保育・教育、議員・政治家、ほぼ全ての職業が「感情労働」の割合が大きく

AIが取って変わることが出来ない職業のリストがある。そのリストを見ると、保育園や幼稚園の教師がある。

で、反対に、大学の教授や高校の教師は多くが、AIに取って変わられる、とある。

それから、会計士はAIに取って変われるが、税理士は残る。それは相談業務があるから。

弁護士は取って変われる人と変われない人に、二極化する。それは、頭脳労働だけの人か、人を相手にして上手にコミュニケーションをできる職業、つまり感情労働の部分だ。

つまり頭脳労働は取って変われるが、感情労働はAIに取って変われるない。

感情労働の最たる者は、サービス業だ。福祉産業もそうだ。だから、老健施設に“接遇”教育が必要になる。

だが、私に言わせれば、既に今、議員や政治家は、感情労働だ。

今後、保育や教育は、感情労働の部分が、とても大きくなる。

今後、実は大学教育は、この感情労働が出来る人間を育てきれるかどうかが、大きな分岐点だ、と思う。

知識やスキルは大事だか、それ以上に感情労働の出来る人間、コミュニケーションがうまく出来る人間を、育てきれるか、だ。

つまり大学は「人間教育」をする大学が生き残る、と思う。

保育園は、感情労働の認識が確立しているところが残る。

議員や政治家は、有権者の感情を上手に扱え、有権者に「私は最高の人間だ(その議員や、政治家がではなく)」と思わせることが出来る人間が、偉大な政治家、素晴らしい政治家、と言われるようになる。