今日、あるWeb講義(研究会)に参加した。
東洋哲学・東洋思想の視座から、世界と社会と現代を思考する研究会だ。
孔子、釈迦仏教、鎌倉仏教、西洋思想西洋哲学他を網羅しながら、現代社会を読み解く。
今回は、ジェンダー問題を考える回。偏見、バイアス、先入観、そして差別意識、…。
さて。私だって、この日本で長く女性をしていると、言いたいことが沢山ある。が、長くなるので、意見や感想を言うのはやめた。
だが、それよりも。
最後に紹介された、ある宗教家のエピソードと言葉に、ハッとした。
その宗教家はかつて「宿命は腹を決めれば使命に変わる」「宿命は使命なんだ」と語っていた。私は感動した。励まされた。
その上で、さらに、なんと、御自身は「使命を宿命とす」る覚悟をした、と。
し、し、使命を、しゅ、しゅ宿命とする?!
あまりにも、深すぎる言葉、凄すぎる言葉に、私はクラっときた。
「命(めい)を知る」「運命に愛される」
めい、メイ、命、どちらにしても、大層なテーマだ。