服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「足りないのは人手、人材というより人手!」ある社長達の会話

ある社長が。 私のところは、そんな大きな会社じゃないからと、前置きてして 「でも、今はとにかく、人出が足りない。人材だなんて贅沢なことは言えない」 「応募したけど、半年たっても、来ない。ここは田舎だからかな」 「田舎だからじゃないよ。都会県で…

『虎に翼』芸術と芸能「これでいいのか」と「それでいいんです」の綱引き

「芸術は、あなたはこれでいいのかと、見るものを挑発し、芸能はあなたはそれでいいんですよと、肯定する」鴻上尚史 「芸術と芸能は、その綱引き」だと。 朝ドラの『虎に翼』。久しぶりに、見逃しも追った番組だ。 Facebook等で、立ち上がった、複数のスレッ…

先達とは、先にその景色を見ている人、先にその労苦を乗り越えた人

先達とは、歴史上の人だけを指さない。 先達とは、自分より年上の人だけを指さない。 この年になって、起業したり、新しい分野に入ったりすると、周りは先達だらけだ。 そこに年齢や立場や経歴は、関係ない。 毎回、頭(こうべ)を垂れる人ばかりだ。 皆、労…

つまりはメンタル!なんです人材の悩み。経営学の人的資源における「心理的資本」

経営者は、人材、事業、資金で、順繰りに悩む。ちなみに以前は、ヒト・モノ・カネと言っていた。 さて。 経営者になって、本当に、上りスパイラルのように、この3つの課題に直面する。 スパイラルと表現する理由は。 資金の課題は、桁が上がる。事業の課題は…

蒼蠅驥尾に伏して万里をわたる 司馬遷・史記

中国古典の一文は、その文化のうちにある、偉人や哲人、英雄や宗教家のあらわす文の、至るところに表れる。 初めて、鎌倉時代の日蓮の文に、これを見つけた時、深い意味までは分からなかった。 その後、偶然に出典を辿ったり、他の哲人の表現に出くわしたり…

『エフェクチュエーション』これこれ!「手持ちの手段から新しいゴールを‥‥」

サラ・サラスバシーの研究。 多くの起業成功者をリサーチした結果。 要約すると。 「優れた起業家は、目標を設定し、そこから逆算して計画を作成する逆算思考型ではなく、手持ちの手段から新しいゴールを発見して、自分をコントロールしながら、新たな未来を…

「これが大将軍の見える景色です‥」キングダム大将軍の帰還

僅かに空いた時間と、上映時間がうまくマッチングして。 滑り込んで、映画「キングダム・大将軍の帰還」を見た。 もう、名セリフ名文句のオンパレードで。だからといって暗闇でスマホに打って、記録するわけにもいかず。 大沢たかおの、顔も喋りも原作コミッ…

見聞きすることは、全てがフィージビリティスタディになってしまう

たとえば 何にもしないで、ぼんやりしている。 ただただ、車窓から、街を眺めている。 仕事に関係ない本を、楽しんで読んでいる。 治療とか検査とかで、医院等に行く。 街角や旅先で、パンフレットや無料冊子を、手に取る。 それなのに。 観察している、考え…

創業・起業は何もない、から始める。実はアドバンテージであり価値である。

起業とは、ほぼゼロから始めることだ。 資金、事業、人材、何もないところから始めるのは、なかなかにキツい。辛い。大変だ。そしてリスキーだ。 経験もない、お金もない、蓄積もない。自分以外、誰も何かやる人はいない。そしてリスキー。 そう思っていたし…

運のあるトップを冠する組織は運が良いから、私は強運・幸運になると決めた

私は、本当に運がいい。個人的に強運だし幸運だ。 自分の運の良さと強さに、感謝することが人生で何度もあった。 そしてある時、組織や団体を観察していて、気がついた。 リーダーの運の良し悪しは、そのグループ、チームまで及ぶ、と。 運の良い構成員が集…

本当に忙しいのか。目に見えない多忙は分からない。

四園の保育園現場からすれば、私は「時たま来る人」である(笑)。 本部園の真向かいの、単身赴任用1Kは、社宅事務所だ。 夫と二人暮らしで、寝起きし生活もしているが、仕事もする。 私の社用パソコン4台目のデスクトップが、狭い部屋に置いてある。 夫が登…

バッグキャスィング思考からフォアキャスティングへの変更

私の構想する大学は、三つの学部というか3つのカレッジで、一つのユニバーシティーを想定している。 で、それぞれの三学部またはカレッジの基盤を作ってから、総合的に3学部同時の大学創立へと、いく戦略でいた。 今は、一つの学部の礎が出来たところ。 次…

来週の日本こども学会で、我が保育園グループから2組が発表する予定。

秋は、学術団体にとっては、年に一度の大会や研究発表のシーズンである。 基調講演や学術発表等があるが、ラウドテーブルやポスター発表等もある。 日本こども学会も、来週、青森県で大会を開く。 そこに、我が保育園グループから、審査に通って、2つの研究…

決めた。戦略変更!するぜよ。

これまで、私は、私が言うところの「勝利からの逆算」で、来た。それが私の勝ちパターンだったからだ。 達成から逆算して道筋を考えるのは、一つの戦略だ。 まあ、私の場合は、勝利から勝手にスッと一筋の光の筋のようなものが見える。私は、その一筋の道以…

「ヒュブリス症候群」権力を持ったものが陥いる傲慢の罠。だがトップは自身を信じなければ務まらない。どうする、どうなる?!

TVで、兵庫県の知事のニュースを見ていたら、ヒュブリス症候群というのが出てきた。 これ、これ、これ。 いろんな社長本や、経営者本を読むと、その言葉そのものではないが、よく出てくる。 というか、相反した、両極端な忠告が、出てくる。 まず、権力をも…

終わってしまったことには、どうしても心が行かないもの。それでも無理に続けたら燃え尽き症候群になるよ。

昔、天職と思っていた通訳。好きなことをして、愉しんで報酬をもらうなんて、本当に幸福だった。 ある時。国際会議の通訳を終わって、同時通訳ブースで、ヘッドフォンを取り外しながら、いきなり強い思いが、突き上げた。 あ、私、通訳、終わった。 もう、通…

地域・地方を変えるのは? 私は若者ではないが、よそ者でバカ者”だ。充分資格がある(笑)

よく「地域や地方を変革できるのは、振興できるのは、よそ者・若者・バカ者だ」という、言い方がある。 私は、若者ではない。 まあ、私の創立した一社OGU未来者は、「子どもも大人も、園児も保護者も職員も、未来からの使者」という意味だから、その定義では…

転ばぬ先の杖を捨てろ、歩け、転べ、立ち上がれ、そしてまた歩け

自分にかける言葉。 まず。 「決めれば(モノゴトは)動く、動けば(物事は)決まる」 そして。 「人生は想った通りになる」 反対に。 「人生は思った通りになるんじゃない、人生は行動した通りになるんだ」 他には。 「転ばぬ先の杖を捨てろ、歩け、転べ、…

状況が変わったら戦略を変えるのは当たり前だ

経営と運営という世界において。 状況が変わったのに、同じ戦略を用いるのは、愚かだ。 環境や条件に変化があったら、得意の勝ちパターンが繰り返せる、なんて考えるのは、幼稚だ。 それなのに。 今日、Audibleで、とある本を聴いていて、ハッと気がついた。…

長かった孤独は、そう簡単に癒せない。癒せる時が来たことを喜ぼう。

おかしなことだが。 事業をしているはずなのに、常に教育者の気分だ。 園児を保育しているはずなのに、常に、職員を育てている感じだ。 もちろん、事業、資金、人材で、順繰りに悩む、考える。 だが、通奏低音のように、常に人・職員・人材のことで、考えて…

あの榊原洋一博士が、我が保育園グループの園内研修会に来てくれた

毎月最終土曜日は、沖縄の保育園グループの園内研修会だ。 8月度園内研修会。講師はなんと、榊原洋一氏である。東大医学博士。NHK「すくすく子育て」スター出演者。こども学会会長。引っ張りだこの権威だ。 そんな方が、一つの保育園の研修会の為に、一泊二…