服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2021-01-01から1年間の記事一覧

型って大事でしょ。経営もスポーツも。

昔、中学のクラブでテニスを始めた時、フォームを先ず教えられた。 そして、何しろ昔だったから、そのフォームで素振り100回などと、させられた。昔、高校生の弦楽クラブで、バイオリンを初めた時、弾き方を習った。正確には、弾き型を倣った。毎日、ボーイ…

結局、行動すること実行することが重要。

起業してから以降のことを、振り返えった。そして、あらためてこう認識した。結局。 物事を動かしたのは、行動だ。素晴らしいアイディアではない。 事態を変えたのは、実行だ。言い続けた情熱ではない。 物事を実現したのは、連続した実行だ。優れた戦略では…

「君には反省がある」人生で一番嬉しい誉め言葉

人生で、一番嬉しかった誉め言葉。「君には反省がある」私にとって、とても重要な方で、その一言ひとことは、全部覚えているくらいの人の言葉だ。何がいいとか、あれが良いとか、そこが佳いところだ、と言ったのではない。「君には反省がある」 前後の文脈か…

『進歩とは反省の厳しさに正比例』本田宗一郎

「進歩とは反省の厳しさに正比例する」 本田宗一郎(ホンダ創業者)の言葉である。反省は難しい。反省することさえ難しい。それなのに「厳しい反省」という高い指針である。人もチームも組織も、反省しないと、退廃する。反省しても、形だけの反省だと後退する…

専門家会議にメンタル関連の医師は居るのかな

ところで。 コロナの専門家会議に、メンタル関連の医師や専門家は入っているのだろうか。そんなのあるのかどうか知らないが、例えば。集団精神科医とか、公共心療内科医とか、公共メンタル分析家とか。いや普通に、心療内科医とか、入っているのだろうか。メ…

旅と学び、移動と変化、動きと成長は、同じカテゴリー

私にとって。 旅と学びは、同じジャンルにある。 移動と変化は、同じカテゴリーだ。 動くことと成長は同じ線上にある。私にとって。 旅が禁止されることは、学びが一つ無くなること。移動が制限されることは、変化するなということ。動かない自分は、成長が…

始点と原点をつくる日々。

昔聞いたことがある。 ある程度の年齢になると、日付は、記念日や思い出の日をなぞる日々になる。場所は、思い出の地を訪ねる旅や、記憶を辿る懐かしの旅になる。と。しかし、どうだ、最近の私は。毎回、こう思っている。今日がいつか記念日になる。今が、始…

蒼蠅驥尾に付して万里を走る

中国古典に「蒼蠅驥尾に付して万里を走る」という言葉がある。 もちろん、それを引用したり、下敷きにしたりする日本の古典や仏典もある。名馬の尻尾につかまれば、ハエでさえ、本来は自力では辿り着けない遠くまで行ける。そういう意味だ。たとえば。 巨大…

【実録】沖縄、2つ目の保育園の開設

コロナ禍にあって、沖縄に2つ目の保育園を開設することができた。4月24日土曜日。雨の中で、午前に入園式、午後は開園式、午後の後半に合同の園内研修会を実施。実は園舎の工事は完成していない。壁は剥き出し、厨房もトイレも事務所もがらんどう、床もブル…

『教育とは待つことだ』師匠の言葉

恩師が言った言葉を思い出す。『教育とは待つことだ』たしかに。待つ、分かるまで待つ。 待つ、出来るようになるまで待つ。 待つ、思い出すまで待つ。いま、教育者の端くれになって、理事長の端くれになって、リーダーの端くれになって、やっと分かる。『教…

芸能芸術は、人間のQOL(生活の質)をあげる

うたた寝しながら考えた。QOLとは生活の質。QOLの向上とは、生活の質をあげるということ。で、芸能である。もっといけば芸術である。芸能をバカにしてはいけない。芸術を軽く見てはいけない。何のために芸能が発生したか。何のために芸術があるのか。どうし…

②教育こそが貧困から抜け出す最良の道

教育こそ貧困から抜け出す最良の道だ。 私はそう考えているし、そう信じている。長く時間のかかる道だが、結局、それが一番の方法だ。そう思う。アジアやアフリカで、学校そのものを創ることから始まることに、それでも根気よくやるべきだと思う。いや、いま…

教育こそが貧困から抜けだす最高の道

教育こそ貧困から脱けだす最高の道。あるいは唯一の方法。私はそう信じている。そして。 保育は、最初の教育だ。 保育士は、最も長く影響力をもつ教育者だ。 保育園は、小さな努力で効果の大きい教育機関だ。その保育に、お金を投入しないで何に期待するのか…

遠心力と重力と

遠心力が働いて あれもこれも、何でもやる気の自分である夢だ想像だ構想だ どれもこれも、生身の自分の何千倍重力だけは働いて あれもこれも、伸びないように引きとめる夢だ無理だ有り得ない だれもかれも、動けないように置きとどめるそれでもどうだ 目を輝…

「泥沼で蓮華を咲かせてください」

大先輩から電話があった。私のメンターの女性である。私の近況をふと心配してのことだ。様々、話したあと。こう言った。蓮華は、泥沼でしか咲かない。浄土な普通の土地で、蓮が咲くなんて聞いたことがない。泥沼は、汚れている、穢れている。そしてだから、…

まずは私の“近い将来性”を信じてくれ

最近、人から言われたことで、あっと別のことを悟ることがある。インスパイヤ変形版(?)だ。ある方から。 失礼だけど、この年齢なのにという意味合いの前置きがあって。「あなたには、不思議な将来性を感じます」と言われた。もちろん、誉め言葉だ。(笑)とこ…

「キャパを広げるべきは貴方です」

この半年以上、あることが元で、様々な悩みと苦しみと闘争があった。経営者として、理事長として、リーダーとして。リーダーとして、誰よりも見える。だから、何度うったえても、事実が見えない人達に、焦りとついには怒りを感じた。経営者として、何よりも…

“正しい”か、“得策”か。ヒヨコ経営者の悩み

正しい判断と、得策な判断とは、その結果がことなる場合がある。たとえば。自分が、こうすることが正しいとおもった判断をした場合。この判断を、間違いだという人が必ずいる。もちろん、正しいという人もいるし、分からない人もいる。たとえば。これが一番…

「肉を切らせて骨を断つ」絶つ?

肉を切らせて骨を断つ 初めてこの言葉を知ったのは、中学生のとき。カッコいい!とか。すごい剣豪の言葉だっとか。スポーツの試合でもこんなことあるんだ~、などと思っていた。そして、いま。これは、仕事だろうが、事業だろうが、大事業だろうが、ある、と…

問いかける力があれば

「バカの知恵は後から湧く」というの、は誰の名言でもない。私のよく使う言葉だ。何しろ、本気で、よく、そう思う。どうして今ごろ気がつくのだ。 なぜ後になって、やっとよい答えガタガタ浮かぶのだ。 なぜ、今ごろ良い知恵が出てくるのだ。というわけで、…

プスピローマヌパイカジ

呪文じゃない。(笑)プスピローマヌパイカジ。真昼間の南風。オリオン座が真南に見える沖縄八重山の2月、そういうらしい。2月の天気予報で、何度か聞いた。 沖縄でも、本島や他の島では、そんな言葉は使わない。各地の自然は、各地の言葉で表現される。 そ…

目指す理想が、高いほど

目指す理想が高いほど、 何も進まない、と焦る。目指す理想が大きいほど、 何も変わらない、と焦る。目指す理想が遠いほど、 少しも変化していない、と憤る。自分自身に。周りに。世界に。いっそ。取り下げようか。 いっそ。諦めようか。 いっそ。ウソにしよ…

ヴァンデ・グローブ「ホエール40度、船乗りの墓場」思いだし

もう、一ヶ月前ですか。感嘆しながら、思い出す。世界一過酷なヨットレースとされる、ヴァンデ・グローブの闘いの中で、様々な選手の言葉。「ホエール40度。船乗りの墓場」笑顔で。白石康次郎「落ちたとしても、かすり傷だ。骨は折れはしない。そう思ったの…

制度ビジネスは運営をきちんと出来れば経営できる

保育園は、社会の課題を解決する社会起業である。志を持って始め、理念を打ち立てる。その理念にそって、運営する。同時に、保育園は制度ビジネスだ。福祉制度や教育制度、子ども子育て支援制度の。その制度にそって助成金を貰い、制度にそって、正しく運営…

見えない“邪悪”

邪悪という言葉は、小説や作り話の中に出てくる概念だと思っていた。または、歴史の記述でやや劇的に表現するときとか、マンガや映画で描かれる、人間のとある複雑な心理の描写だと、思っていた。しかし、今日、ああ“邪悪”というのは、本当にあるな、と感じ…

すべての起業家を私は尊敬する

何でもそうだろうが。保育園をひとつ作るのは、そんな簡単なことじゃない。金融機関とやりとりし、申請先の所管とやりとりし、設計・工事会社とやりとりする。お金の計算をし、人間関係を調節し、書類を作成する。勇気を必要とすることと、気にしないように…

『新しい保育士』と新しい保育界

この数日、立て続けに、いろんなことで、いろんな人に会っている。祈っていたことだ。保育界というものがあれば、その世界を少しでも良くしたい、良く変えたい。保育の世界に何か価値を生み出したい。保育の世界に何らか貢献したい、寄与したい。と。そのた…

冬の花『ああ、わたしが負けるわけがない』みやじ

エレファントカシマシの宮本浩次の歌を、YouTubeで夜な夜な聞いている。NHKの音楽番組『カバー』で、衝撃の歌唱を聞いて以来、である。彼の歌を聞いて(見て?)以来、はまったというところだ。あの歌い方、動き、イッチャっている瞳。私はとらわれた。歌はカ…

何冊経営本を読めば、何人経営者の話を聞けば

世界の大起業家の本。日本の著名な事業者の経営論。中小企業経営者の書いた本。世界的なマネジメントのベストセラー。有名大学の経営に関する講義本。経営者の講演本。そして、今度は、日本の歴史的な起業家・事業家の登場だ。読まねば。だが、どれだけ読ん…

今は先を急ぐことにほとんど意味がない時期

自身のことである。社会のことではない。もちろん社会と個人は、時間や時代や場所なんかを共有化しているから、シンクロしているかもしれないが。それでも、自分のことである。 今は、先を急がなくていい。私のようなスピード感が好きな人間でも。思考は全速…