服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

困難が起こる度、ある凄い理事長の「良かったね」という言葉を思い出す

次からつぎへと、頭を悩ますことが起こる。違う分野の対応すべきことが、同時に勃発する。

組織の長というのは、大変だなあ。

でも、そういう時には、ある尊敬する大学一貫校の理事長の、教えを思い出す。

というよりは胸に刻まれた言葉だ。

会食の時に、私が、その頃起こった困難というか、嫌なこと、困ったことを、悩みを口した。

すると理事長は、眼光鋭い眼を見開いて、たった一言「良かったね」

‥‥‥。

困難が起こってよかったね。相手が嫌なことを言って良かったね。反対されて良かったね。反抗されて良かったね。手こずる事案が起きて良かったね。

それら全てを含んだ「良かったね」だった。

「賢者は喜び、愚者は退く」

いま、私は、困難が起こる度に、「良かったね」という言葉を、思いだし、自分に言い聞かせる。