服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2022-01-01から1年間の記事一覧

人を「認める」難しさ

私はもう、誰かから認めてもらう立場ではない。誰かに認められて喜ぶ立場にはない。今の私の立場に求められるのは、人を認めることだ。今の私に必要なのは、人を認めてあげる器だ。だが、人を認める、認めてあげるというのは難しい。本当に難しい。思ったほ…

自分はゼロから1にすることが出来るし好きなのだ。。

この一週間あまり、福井県へ出張し、伝統ある乳幼児教育施設と会社を視察見学し、首都圏で、様々な話し合いや会談、商談をした。 そして、リーダーの立場にある友人たちと、話をした。その間、夜や朝に、今の考えや、これまでを整理し、紙に落としてみた。そ…

資本主義社会では、リスクと責任をとる者にお金が集まる。―私の資本主義考(笑)

資本主義社会で生きている者には、それを論じたり、呪う権利も、格闘する権利も、評論する権利もある。というわけで、資本主義について、考えていることを書く。まず。貨幣は共同幻想だ。 皆が、信じているから、その国や社会のお金、紙幣・貨幣は価値を持つ…

“リフレクション”と言うそうな、私の反省の姿勢は。

「あなたのそれは、いわゆるリフレクションですよ」と教えてくれる人がいた。ググったら。 リフレクションとは、内省とか、振り返りとか、自己言及とか、自身の点検とか、の意味らしい。情報工学で使う言葉が、ビジネスやチームワーク論、リーダ論などで使わ…

私は“学校経営者リテラシー”をつける時期

経営者リテラシーという言葉があるかどうか、分からない。私がワードにしてみただけだ。まず、リテラシーとは、読み書き能力。 つまりは基本的な理解力、その活用力、基本的なスキル。○○リテラシーとは、その分野の基本的知識と活用力と、基本的スキルなど。…

一つだけ良くしよう。少しだけ綺麗にしよう。1cmだけ進もう。

毎日が、自分の情けなさや、力の無さや、足らなさを、痛感する日々である。夜寝る前に、たくさんの課題や、泣き言もどきを抱えて、眠る。朝になると、スッキリとしていることも多々ある。だが、朝になっても、事態が変わってないときや、自分にとっては大き…

絞るのは知恵だ。保育・教育に使うお金ではない。

国や行政の予算配分や、政策の優先順位の関係から、保育や教育に使うお金は、絞られやすい。または、お金をかけられない。だが。保育や教育への効果的な資金投下こそ、その地域や県や国の、繁栄や発展、長い成長、平和に、最も効果が出る。保育・教育は、国…

もっと広い道だった。もっと大きな三叉路だった。昔は。

きょう偶然にも、幼い頃の街を歩いた。小学校の通学路や、お使いきた町。びっくりした。分からなかった。信じられない。この坂、昔はもっと急だった。違う? この十字路、こんな小さいかった? この道、狭くなった?そのまま?もっと、遠かったよ。 もっと、…

自分と比べなければ、人材は見抜けるし人は評価できる

最近、分かったことだ。リーダーとして。組織のトップとして。 どうしたら、人を見抜けるか。 どうしたら、的確に人を評価できるか。 どうやったら、人材を見つけきれるか。自分と比べなければいい。 リーダーである自分と比べなければいい。 組織のトップで…

Facebookで「何年前の投稿です」と出る度に、驚く。

Facebookというのは、ある意味、凄いアーカイブだ。○年前の投稿です、○年前はこうでした、と出てくるのだデジタル時代はアーカイブスが、こんなに簡単に、気がつくと出来ている時代なのだ。そして、個人的には、私自身の記録と記憶だ。3年前、たった3年前な…

近い体験と過去の成功に縛られ、今の人への感謝を忘れていた

確かに、経験は知恵となる。人は経験から学ぶ。だけど、振り返りや反省や点検のない経験は、知恵でも力でもない。かえって、邪魔になる。よく「賢者は歴史に学び、愚者は経験に従う」という。失敗したことや、思いどおりにいかなかったことは、いくらでも反…

コロナで閉園、一部閉鎖、クラス閉鎖の延長。

沖縄は、コロナがすごいことになっている。保育園では、一人陽性者が出ると、そのクラスや同じ階のものは、ほぼ全員が濃厚接触者とされる。いつか前の検査の結果がでたら、その陽性者のクラスは、再度、閉鎖である。その度に、スタッフが検査キッドを、しか…

もっと大きな人間になりたいな~

ほんと、もっと大きな人間になりたい。これじゃあ、大学なんてつくれない。今の忙しさでさえ、アップアップしている。 この程度の仕事量で、捌ききれない。 この程度の複雑さで、ちょっと待てと自分に言う。秘書がほしいなあと思う。 休む自分がもう一人欲し…

理事長師匠の教えのメモをめくる日々

いろんなことが起きる。次々と。同時に。毎日。御しがたい、と思う時。すぐに、とあるメモ帳を開く。手元になければ、思い出す。7月。東日本国際大学の緑川理事長とお会いしたときに、メモった名言、忠告、教え、だ。 書き留めておいて良かった、と思った。…

二度と起こらないと思っていた国家間の戦争。でも続いている。

私は、国家間の戦争は、二度と起こらないと思っていた。第二次世界大戦以降、ということだが。もしも戦争が起こるなら。 「数ヶ国連合」対「複数連合国」だと思っていた。 または「超国家組織」対「国際団体」だと思っていた。もしくは「国家連合」対「市民…

「リーダーの仕事は2つある」澤田貴司社長

あるものを読んでいたら、澤田貴司氏のこの言葉に、あ、まさに、とおもった。要約すると「リーダーが向き合うべき仕事は2つある。一つは、日常的に発生する課題を解決する仕事。もう一つは、未来をつくる仕事」うわあ。まさに、それじゃないかと、思ってい…

ナポレオンヒルって凄い。今さらだが。

人生で、何回読んだか知らないが。ナポレオンヒルの書いていることって、凄い。自己啓発書というよりは、宗教家の書物だ。と最近は思ったりする。凄い本って、何度読んでも、その度に発見がある。その度に学ぶことがある。特に、最近はオーディプルで聞く読…

認める。人を認める。人を認めるということ。

リーダーとか経営者とかでなかったときにも、有ったかもしれないが。リーダーや経営者、組織の責任者になって、よりクローズアップされる悩みや必要な力量というものがある。最近「人を認める」ということについて、あらためて考えるようになった。その人の…

「人間だもの。色々あっていいじゃない」

ノートを開いたら、以前読んだ本の、抜き書きがあった。書名は書いてないが、「魔法の言葉」のタイトルで、いくつ書きとめてあった。“何かの時に、自分に言い聞かせる言葉”、とも付け足している。最初の3つ。 「人間だもの。いろいろあって、いいじゃない」…

決めた。仕事をしないフリーライダーは出ていってもらう。

このところの悩みに、結論が出た。採用・雇用・人事において、考えていたこと、悩んでいたこと。こんな人は会社・法人・保育園に、入れない、居させない、出ていってもらう、その基準に一つ加えるかどうかである。仕事をしない人、出来ない人、失敗ばかりす…

保育園で難しいこと、それは採用・雇用・人事。

採用は難しい。人事は難しい。雇用をするというのは難しい。ヒト、モノ、カネで、ヒトは一番難しい(気がする)。実は、全国の保育園で、意外にもよくあると聞く例がある。それは、保育士さんが束になって園長を突き上げ、園長を引きずり下ろす。または、園長…

「賢者は喜び、愚者はしりぞく」の教え

毎週、何かが勃発する。 問題が、アクシデントが、課題が、起こる。そして。 急いで火消しにいったり。どこかを走り回ったり。皿回しのように急いだり。すると。 誰かに腹をたてたり。経営者として情けない自分を知ったり。焦燥感にかられたり。今週もあるこ…

理事長としての師匠、東日本国際大学の最強リーダー

福島県いわき市の東日本国際大学に、3年半ぶりに行った。理事長として師匠と仰ぐ緑川理事長と、信頼する若き准教授に、会いに行ったのだ。東日本国際大学は、幼稚園から短大・大学まである、歴史ある学校だ。緑川理事長、この方がもう、本当に凄い。前回お…

いくつになっても育ててくれる人がいることは、素晴らしいこと

育てられる、誰かに育ててもらう、というのは、自分では分からないものだ。よく考えれば、自分も、勝手にひとりで育ったと思っていた時期がある。自分で頑張って留学した。自分で頑張って耐た成長した、伸びた。自分で頑張って、今の状況や立場を勝ち取った…

金銭的に貧しいより、学ぶことに貧しい方が、もっと哀れだ

そりゃあ、貧乏は哀れである。経験しているから分かる。どんなに哀れで、惨めで、社会において周回遅れか。お金で幸福は買えないが、かなりの不幸は回避できる。 そして、貧乏が原因の不幸や格差を取り戻すには、数倍の努力や時間や恥ずかしさがかかる。だけ…

うちの保育園グループには、親子が三組、姉弟が一組いる。沖縄の特徴か。

沖縄のわが保育園グループは、沖縄の南部島尻郡に三園ある。職員は、パートも含めて、三園で70人前後である。さて、私にとっては、不思議に思うことがある。 なんと、親子でグループ内に勤めているのが、昨日で、3組に達した。既に兄弟では一組。夫婦も一組…

水道から熱湯が出てくる季節の沖縄

インドでもそうらしいが。 水道から熱湯または温水が出てくる、というのは熱帯地方にはよくあることだ。亜熱帯の沖縄は、梅雨が終わる頃から、まさに、水道から温水がでる。毎朝、顔を洗うときに、蛇口の向きが間違っていたのかと、慌てて青色側に、水表示側…

「天使と悪魔のモデルは同じ人」というエピソード

かつて読んだ本にこんなエピソードがあるのを、覚えている。ある画家が天使を描こうと思い、ぴったりの子どもを見つけた。そして天使を描いた。 10年くらいたって、今度は悪魔を描きたいと思った。そしてピッタリの若者を見つけた。モデルとなった若者は、ア…

リーダーは「泣いて馬謖を切る」ことが出来なければならない

もう、時効だろうから、長く下書きに置いてあったブログを出して、アップする。必ずや、誰かの役に立つと思って。 - - - - - - - - - - - 私はそれまで、幾つかの組織やグループや団体のリーダーをした。しかし、そんな役割りや役職は、本当はリーダーではな…

記録・沖縄は『慰霊の日』公的機関は休みだが、開いているのもある

昨日は6月23日。沖縄は慰霊の日である。「いれいのひ」と読む。第二次世界大戦で、県民の四人に一人が亡くなった地上戦が、終わった日だ。小さい頃から、その日は学校も何も、休みだった。日曜日と同じ。公的機関は全部休みで、その代わりあちこちで、行事が…