服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2023-01-01から1年間の記事一覧

関わる人が増えると、思ってくれ考えてくれる人が増えること。有り難い。

以前はこう思うことがあった。 関係者が増えると、ややこしい。説明が増えたり、説得したり、相手に合わせて説明を変えたり、間の関係を取り持つことがあったり、余計な事が増える、と。 登場人物が多いと、ややこしい。微妙さが必要となる調整をしたり、腕…

メンターの言葉で、やっと“腹立つ人”の存在意義を認めることができた

半年前、とある理事兼職員が辞めるとき、様々なことがあった。 もともと。非常に困る人だった。訳有って理事になり、訳有って事務長になった。どんな不祥事を起こしても、耐えてきた。合わせて4年。 他の職員はひどく怒っていたし、被害を被った職員は、そ…

リスペクトしないと相手は変わらない、自分も変われない

5年目。四園、一人の統括園長、4人の園長、約90人の職員。 私自身も、悩みながら、苦しみながら、創立者、代表理事、園長、事務長、統括園長をやってきて。それを継ぐものがいて、いま、代表という役職のみになった。 ヒト、モノ、カネの無限地獄(笑)、い…

必ずレスポンスしてくれた恩師を思い出し

恩師に「ちゃんと、必ずレスポンスをしてくれる」方がいた。 レポートのことで話し合った若い学生とも「○○先生は、レスポンスが必ずある」と意気投合したことがあるから、おそらくどの学生にも、そうしたのだろう。 だからその後、私は、レスポンスをするこ…

スクール業の長は、ガバナンス能力とマネジメント能力の二つが必要

保育園は、教育サービス、スクール業である。 で、スクール業をやっていて、他人のスクール業を見ていて、思い至った。 理事長とか校長とか園長とかは、マネジメントとガバナンスの両方の能力が必要だ、と。 たぶん、私立の学校や大学も、これと同じだ。 普…

娯楽でも、飽きるほどやれば、次に行ける

読書にだって、勉強と趣味と娯楽の読書がある。 TV番組だって、学びでの視聴と、趣味で観るのと、娯楽で見るものがある。芸能・芸術も、学びと鑑賞と娯楽とがある。 仕事だって、事業だって、楽しいことと、辛いことと、愉しいことがある。 ホイデッカー(だ…

自分も「仕事と情熱が直結している」人間だと覚って

ほんの少し前に、自身で「仕事と情熱が直結している人間は扱いにくい」という旨のblogを書いた。 何名も雇用したり、人材を見つけようとしたり、職員を育てようとしたりするなかで、考えたことだ。組織の長になって発見したことだと思ったから、書いた。 し…

自分以外には「怖い」「不安」を感じさせないという決意。

不思議だ。そんなこと、慣れていると思っていたのに。 新法人で新しい分野に取り組み始めた。すると6.7年前の初めて起業のときと同じように、ドキドキや、怖さや、不安感を感じる。 資金調達で。雇用で。手続きで。 勇気をだそう、怯えるな、と自分に言い聞…

お風呂と電車。頭の整理とアイディア想起の二大アイテム。

二拠点生活。次なる物事のために、首都圏にいる最終日。 ほんとは、磁場を離れて、ゆっくりできる、するはずだった。 そうは、いかない。 結局、腰痛を再発するほどの、移動距離になった。 また、作業を片付けた先から、新たな作業がうまれる。解決したら、…

資金調達って何度やっても、やっぱり大変

新しい事業のために、資金調達の作業が始まり、資金調達コンサルと、第一回目の相談をした。‥‥‥撃沈。(笑) 実は資金調達は、これで、大きくは3回目だ。 最初の資金調達は、6年前、首都圏と沖縄で、同時におこなった。 それぞれの場所で、それぞれ社団法人を…

仕事とやる気が直結している人は、扱いづらい

上から目線になるが、実際、自分がつくった組織の長だし、構わないだろうとして書く。もしかして、小組織の長や中間管理職の悩みに通じるかも知れない。 それは。 その仕事とやる気が直結している人は、とても、助かるし、必要な人だ。 だけど、困ることがあ…

政治。支配権と所有権感覚の低いレベルでの拮抗がもたらす状態

私見です。 “政権はどうなる”“政局が‥‥”みたいなものをTV放送を見ると。政治好きな人は、 いや違うでしょ、とか、アレはあれだね、などと無意識に分析したり、脳内討論したりすると思う。 私も長年その分野に、血わき肉踊っていた。(笑) しかし、今はほぼ興…

「怖さを失ったらこの仕事はできない」水先人

「怖さを失ったら、この仕事はやっていけない」「どんどん近寄っていく。その恐怖は何とも言えない」 船乗り・船長をしている知り合いの、その尊敬する先輩が出るというので、『情熱大陸』を録画して、今日見た。 世界有数の過密海域である東京湾で、活躍す…

『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』小説、二人の作画家のコミック、全巻大人買いして、読んで。今度はTVだぞ。

凝り性で、のめり込んだら、年齢や前後や世間体関係なく、マイブーム(古っ!)になって。 本だって、ノンフィクション、フィクション関係なく、小説も純文学、大衆文学、現代ではライトノベルも関係なく、読みはじめたら、好きになり、好きにったら、のめり込…

分野・業界におけるカルチャーショック(笑)

保育界に入って約5年。保育園を開園して4年。 その間に、というか、保育事業のセミナーや説明会に参加しはじめた時から、に何度が驚いたり、不思議に感じたりしたことがあった。 保育界に、ある意味“新規参入”した私と、元々の保育界の、モノの見方とか考…

種まきと、仕込みと仕掛けの、半径の大きさと時間軸。

世の中で、あるいは事業で、何かの種を撒いておく、というのがある。 それが陽の目を見ること、あるいは芽吹くことは、どれくらいあるのだろう。 しかし偉大な人物や、見事な先輩たちは、それをやってきたし、やっている。 それを見届けることが、出来ないほ…

私にとって経営の三大課題は、ヒト、カネ、ヒト。人間、資金、人材。

起業して「経営は、ヒト、モノ、カネ」という言葉を、痛感している。 ただ私の場合、経営の三大課題をあげれば、ヒト、カネ、ヒト」である。 なにしろ、起業していらい、経営の悩みや課題として「ヒト、カネ、ニンゲン」「人材、資金、人財」と、繰り返して…

経営者はみな多動、多動でなければ‥‥(笑)。

東南アジアの複数の国で事業を展開している人と、羽田で、食事をしながら話しをした。 内容はともかく、話の流れで「私は多動だから」と口を滑らせた。 すると、相手は笑って 「ははは。経営者はみな多動です。世の中の成功している経営者は、ほぼ多動です」…

制度ビジネスだから上手くいっていることは、良く分かっている。だが時代が変わる。

何名かから「上手に法人を大きくしましたね」「経営感覚ありますね」みたいなことを、言われる。 そりゃあ、そう言われて、気持ちがいい。いったんは、自惚れる。 だが、分かっている。実は、それほどではない。 なぜなら。保育事業は、制度ビジネスだ。認可…

実は。自分に必要かどうか分からない知恵を得るために、新聞や本わ読む。

当たり前だが、自分に必要な情報、欲しい情報は、ネットで得る。 調べれば、すぐに答えが出てくるし、情報が得れる。また便利なAIが、「これ、あなた好きでしょ」「これ、あなたの興味の範囲でしょ」とばかりに、教えてくれるし。 では、何故に、紙の雑誌や…

秘書や助手やネジャーとかが必要になる規模感って?

もう何十年も前から、各党各派の国会議員と交流があった。そして、その秘書の能力や誠実さ、その業界センスやマネージメント感覚の優劣と強弱の、影響の大きいさを、実感していた。 また、仕事柄、芸能の世界に僅かに触れることがあったので、マネージャーや…

「選択オーバーロード・情報オーバーロード」すると私は夢・目標オーバーロード(笑)

今、読んでいる行動経済学の本に、選択オーバーロード、行動オーバーロードという言葉が、出て思わず吹き出した。 さしづめ、私は、夢オーバーロード、目標オーバーロードだ。 10年くらい前に、通訳も辞める、政治政策アドバイザーも辞める、と決めたときに…

時間をかけることが一番の近道ということもある

時間をかけることが一番の近道。そんなこともある。 資産形成などは、その筆頭だろう。 複利をきかした貯金とか。たぶん。私自身は経験はないが(笑)、多くの本にそう書いてある。 他には。 人を育てるとか。人が変わることとか。 待って、待って、また待って…

起業した法人は、成長・上昇の過程で踊り場をつくろう

法人をつくって、4年以内に、立て続けに保育園を4園設置して、ガンガン進んだ。 その時「そんな、いけいけドンドンで、転ぶよ」と言われたことがある。この人、分かってない。 また、私のことを思って、経営者先輩が「急ぎすぎてないか」と電話で言ってきた…

小3算数までやって分かったこと、数学には分野がある。‥‥当たり前ですぅ(笑)

計算が苦手で、算数・数学に拒否感マックスだった私が、最近、小1から算数の勉強をやり直し始めて、小3まで至った。 そしたら、計算が出来ない自分に呆れる一方、なんでこんな簡単なことが同じ学年のドリルにあるんだ?と思うことが多々あった。 で、ああ…

この凄まじさに耐えきれるのは私だけだと言い聞かせて乗り切った日々

職員の一人から、とあるメールが来た。 そのmailに答えるためには、この7年間、特にこの5年の、起業と4つの保育園設置のことについて、シンプルに言及する必要があった。 返信は長くなった。だが、記憶とその整理と総括は、数倍の時間がかかった。 思い出す…

学者・研究者の会合に参加して

大学や研究機関の教授や講師、研究者、院生の集まる会合に参加した。 研究分野や教育分野は、様々。理系、文系、医薬系、文理融合。また、研究どっぷりの人と、学術が中心、教育により軸足がある人と、様々。 その異分野の触発や創発で、価値を創出しようと…

現代の会社において社会的弱者は、今や従業員よりも経営者ではないか、という試考実験。

経営者としての、ある一つの経験を、反芻している。いろんな視点から考察しているというべきか。 TVドラマや映画などでは、用意周到に仕込まれた伏線を、ビデオなどで探したり確認したりすることがある だが、現実の経験では、重要な伏線は誰が張ったのでも…

母の娘よ、あなたよ。もう母親に誉めてもらおうと思うな。

ある若い友と、もう孫もいる友に、言いたい。 あなたは、確かに貴女のお母さんの娘だ。はじめから。いつまでも。 貴女の母がもうこの世にいても、もういなかとも。 だけど、その母の娘である貴女に、言いたい。 母親に誉めてもらおうと、もう思わないで。誉…

見直したよ。NHK。Eテレ。数学。数学の概念。

小学生の算数から勉強し始めた。で、いま小3くらいまで、来た。スモールステップだと叫んで、いま約30冊。 お陰で、算数嫌いがなくなった。小3くらいまでの算数だけど。 お陰で、算数が出来ないことを隠す気持ちがなくなった。人間関係の半径数メートルの…